『酒蔵紹介』
橘倉(きつくら)酒造は、長野県東部に位置する佐久市にて、江戸元禄年間の創業より320年余り
酒造を生業として今日に至りました。先祖は、平安時代の「橘姓」に由来すると云われ、“橘の酒倉”の意から『橘倉』を屋号とし、現当主は18代目にあたります。古い文献からは、地域経済の発展にも積極的に貢献していたようです。やがて明治期になると自由民権化を目指す思想家たちとの親交をきっかけに、政治にも関わるようになり、地域社会はもちろん、国政の一端を担うようになっていきました。
佐久地方は、北に浅間山、南に八ヶ岳、西に蓼科連峰を臨み、南北に千曲川が流れる標高700mの高原で、全国的にも晴天率が高く、冬の厳寒期には零下10度以下にも度々なる寒冷な気候と、美しい銀嶺の山々から流れる清冽な水や穀倉地帯としての良い米に恵まれ、現在も13蔵がひしめく有数の酒どころです。
酒造りに適した環境の下、「酒は“自然のたまもの”」との想いと、人と自然と歴史を大切にしながら、本物の味わいを求めつつ、安心と安全、丁寧で誠実な酒造りを心がけています。
『酒蔵より』
「菊秀」は、伝統酒としての良さを追求した定番酒としてのクラシカルな酒、「無尽蔵」は、季節毎にお届けする“旬”の味わいが好評を博する季節酒のシリーズです。また、スパークリング日本酒にも個性を確立、「発泡性純米酒 たまゆら」は、女性を中心に大変好評をいただいております。
若き杜氏(井上嘉正 38歳)にバトンを受け継ぎ、2年目の酒造りが始まりました。新しいチャレンジを恐れず、想いも新たに旨い酒造りに専心して参ります。
12月19日の“一期一会”、善き人とのご縁を大切にさせていただけたら、と願っております。
『和酒フェスへの意気込み』
今回は、新酒をお届け出来るタイミングで参加させていただきました。
今年の新酒の出来栄えは、いかがでしょうか。
お気に入りの1本になれば幸いです。
■橘倉酒造株式会社
http://www.kitsukura.co.jp
■Facebook
http://www.facebook.com/橘倉酒造-294529654014432